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備長炭VS竹炭

備長炭VS竹炭

  • (H21,11月かなり修正と追加しました。青色線は今の現状と感想を追加しました。)

備長炭を扱い初めて早4年近く経ってきますが、色んな売り込み商品に出会いました。

なになに、竹から採れる竹酢液を買ってくれだと。
「竹炭ってとっても良いんですよ。」だとーっ。
備長炭売りの僕に挑戦的な態度です。(笑)
竹から採れるのは、かぐや姫だけでええっちゅーねん。
(今でも中国から片言メールがよく来ます・・)

そんなにええ物なら一回見てあげようじゃあ~りませんか。
まず最初の感想が、非常に軽い。
次に売価の高いことですね。
(今は随分安いね・・)
多くの商品の説明書を見ても、非常に良い事が沢山書いてあります。
しかし、どれもこれも備長炭の説明書のパクリばかりで面白くない。
しかしこの竹炭ってどんな物なのか?
中川屋特捜班は調べを続け、多くの事が判明しました。

①孔面積は備長炭より多くいらしく、燃料としても使えるみたい。
ふむふむ・・
②竹酢の値段は木酢より高いらしい。
なぜ?
③日本全国で作れるらしい、それも素人でも作ってるって。 え~っ。

色んな情報が中川屋に寄せられたのですが、どうも竹炭・竹酢ってのは良いみたいです。
何が良いって、ほとんど備長炭と同じです。
だったらどっちが良いのか?

これも人それぞれ考え方は違うのですが、僕の考え方はこうです。
備長炭の原木は名古屋より東にはほとんど無いらしく、作るのに技術もいるので生産地も限定され、生産量もたかが知れています。
しかし、竹炭って言うのは原料のほとんどが孟宗竹です。
日本全国何処にでもある、裏山のあの竹です。
作るのも素人が一回扱えばすぐ出来ると紹介されていた。
失敗したって、原料はたくさんありますしね。
竹なんて誰でもただでくれますしね。
おまけにすぐ生えてくる。
いまめの木(備長炭の原木)なんか、30年以上経たないと、元切った大きさ近くにはなりませんよ。

それに、山だって木を切るために地主さんにお金を払います。
木こり屋まさやんの感想としては、竹って切るのが楽ですよね。
いまめは重いし、堅いし、木も揃ってないし、疲れるし・・・(笑)
しかしチェーンソーで、かぐや姫を切り刻んでしまう心配もないから良いけど・・・

それと販売形態がとても胡散臭い。(笑)
○○自治体だとか、○○の会とか、○○地域振興とか・・お前ら、なに物なんやって。(笑)

そりゃあ一生懸命作ってる人もいると思うし、志なんかも凄く高くって、本当に竹炭は身体に良いって思って作ってる人もいると思うんですが、僕にはダメですね。

何故か?タダでもらってきたような物をわずかな資本で素人が作って「環境のため・・」とか言って金儲けをする。
本当は違うかも知れませから怒られるかもしれませんけど、この辺りが納得できないんです。
だから僕は竹炭製品を商品に入れないんです。

反論は多いと思いますが、そしたら何故備長炭・木酢より値段の高い、竹炭・竹酢があるんですか?
製造工程に金がかかってる、って笑わしちゃダメですよ。
だって(おそらく)元はタダ同然なんと違いますか?
同じような利用目的の製品の場合、原料が安くて数量が多く作れるのであれば、反対の性質の物より安いのがホンマと違うんですか?

はじめてハンズで竹酢見たときはビックリしましたよ。
透明の液体で(どうやって作るんや?)コーナーの中で一番値段が高い。
ふざけんなって思いましたよ。(笑)
(高いうちのより高いって・・笑)
おまけに「中川屋さんもこれ位精製しなくっちゃ。」って定員に言われる始末で・・笑わすなよ。(笑)
竹炭だって、これで金取んのかっ。
ボロボロのカスカスやん。(笑)

でも、枕に入ってる竹炭は見てビックリしました。
だって、いっぱい入ってるんですよ。(笑)
僕の予想はこうです。目方が無いから(軽いから)量を沢山入れないと商品にならない。
そんなに良い物だったら、備長炭みたく少量でいいわけでしょ、違いますか?
そしてやはり、もろいから枕の中は粉々になると思います。(笑)

以前、JAの即売会である都市に行った時、購入者は全て女性で、ほとんどが昔のお嬢さんだったって事があったのです。
その時の様子でうすが・・
「なんや、炭かいな。近所の○○さんが焼いとるから要らんわ。」
なんでも近所の○○さんは、道路拡張工事の為、今まで日の目を浴びなっかた山林や空き地の邪魔な竹をもらってきて(切ってもらう方も嬉しい)、○○地方自治体とか言うのを作って、竹炭を作ってるらしい。
(もしかしたら伐採するのに、逆にお金をもらってる可能性もありますなー。少し、政治の臭いがしますなー。笑)

竹炭を売ってる販売店も多いです。
商品数は多いし、おそらく卸値がめっちゃ安いはずです。
相場をみて、価値観を高め、高く売る。
おかしいやん。
竹炭や竹酢が良いのは分かりますよ。
でもなんで、備長炭や木酢より値段が高いの?
色々書いたが、ここがやっぱり僕に不信感を持たせる要因ですね。
実を言うと、木酢と竹酢の違いなんかをよく聞かれ、嫌気がさしていたんです。(笑)
これだけ書いたら分かったやろ、おっさん。
俺は竹炭や竹酢なんか売らへんちゅ-ねん。(笑)
(今となれば人んちの商品なんてどうでも良い事がよく分かってきて・・)

でも僕が竹炭を売ってる営業マンに、こりゃ負けたって思った事があるんです。
備長炭の中でも紀州備長炭は火力が強い事で有名です。
それに火持ちも良いから燃料としては最高なんです。
焼肉やBBQなんかしたら良く分かるんですが、少量でも火力が強くって、火持ちも良い。
火付きの悪い事さえクリアーすれば、ホントに最強なんです。
ホームセンターなんかに売ってる黒炭は確かに安いですが、一回使えば終わりです。
備長炭は無くなるまで、数回に分けても使えるから、かえってお得なのかも知れません。
って僕らは営業するわけです。

しかし、竹炭営業マンは違った。
「竹炭は備長炭より火力は落ちますが、アウトドアのBBQって何時間位します?せいぜい3,4時間でしょ。これ位の量をBBQに使えば、ちょうど無くなるんですよ。備長炭は5,6時間は燃え続けますよ。自然に捨てれば環境にも優しいし、わざわざ持って帰らなくってもいいでしょ。これでも他の炭買いますか?どーなんですかお客さん。」

キン肉マンより強い営業マンです。
参った、惨敗です。(笑)
しかし、夏のBBQシーズンには秘策を持ってリングにあがります。
キン肉マンに対抗出来るのは、中国炭を武器にしたラーメンマンしか居ないのかなぁ・・
(そう言えば竹炭系の商品もめっきり見かけなくなりましたね・・)

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